黒崎の個人出店(EV124:NAC企画・食博覧会出店)

海法よけ藩国:食料:1
国庫から出資します。

(文章も黒崎なので見苦しいところがあったらすみません;)

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季節は夏である。

ギラギラ暑い日が続いていた。
復興にいそしむよけ藩国は、その努力のかいもあり、時間と共に人が戻りつつある。
市街地になるとだいぶ人口密度が高くなり、島国の森国とはいえ、海風が吹いても汗だくになる。

そんなある日の午後。

真っ青な空の下、どこかで拾ってきたチラシを握り締め
目をキラキラさせながら王城に急いで走ってくる女が見える。

白衣を脱ぐのも忘れて家から走ってきたらしい黒崎は
王城内を走っている海法陛下を見つけるなり横について一緒に走った。

「陛下ー陛下ー!なにやらお祭りがあるそうですよー!」

しっぽふりふり嬉しそうに報告をする。
えらい興味深々である証拠だ。

「うむ、だがうちは今色々忙しいからなぁ…正直そこまで手が回らん」

会話をしても走るのをやめないということは、この人おそらく今、摂政の青にして紺碧から逃げている最中である。

「じゃ、じゃー個人でやりたいんです!食料1万tのきょかください@@」

ISSの事件以来、名が落ちているよけ藩国である。
ある程度は持ち直したものの、ここは頑張って少しでも全国にアピールをするチャンスなのだ。

「ん、やるー。がんば 『あ!陛下ー!!見つけましたよー!!今すぐここにハンコをー!!』

角を曲がったあたりで向こうから鬼のような面をした摂政が猛ダッシュしてくるのが見えた。

「じゃー後はよろしくー」

「まてー!!ハンコおせー!!」

ト○とジェ○ーのような二人を見送りつつ、準備するかと意気込みながら家路についた。

また暑い夏の一日が始まる。

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というわけで、食料を出してもらい、早速よけの特産品を積んで家を出発した。

「零(ゼロ)、ごめんねー今日は荷物運んでもらうから少し頑張って~」

「クエッ」

黒崎の青いよけタイガー、零とともに会場へ向かう。
ソウイチローは後から追いかけてきて手伝ってくれる予定である。
荷物の分、黒崎は零に負担をかけないようになるたけ自分の足で歩く。

ちなみに言っておくが零は食用ではない。
よけタイガーはよけ鳥を色々かけあわせて運搬用に改良した大型の鳥。
だが種類的には同じなので零には背中の荷物がよけ鳥の食肉とは口が裂けても言えない。

(そんなの背中に載させてごめんねぅ~;)

なにやら変な罪悪感に包まれつつ旅路を急ぐのであった。

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会場についたらはっぴを羽織りつつ指定の屋台に向かう。

「よけ特産品」と銘打って作られた屋台を舞台に焼き鳥や手料理など販売する。
販売員は黒崎とソウイチローしかいない。

こんな大きな食博覧会場である。きっと歩き疲れて倒れる人も出てくるだろう。
そんなことを考えて横には小さいながらちゃっかり食事場所、兼、臨時救護室も作ってみた。
どこまでも医者な考えが抜けない黒崎であった。

ぶっちゃけ国庫から出してもらったもんである。
値段は手ごろに1~2にゃんにゃんくらいでもいいくらい。
売上は気にしない。
これらの卵や肉を食べて楽しんでもらえたらそれでいいのだ。

燃料はよけの森の木々でつくった特製の炭火焼きで色々焼き上げていく。
燻製用のチップも香辛料も全てよけの森の恵み。
これでとても香ばしく焼け、食材の味ががいっそうひきたつ。

焼き鳥とかは屋台慣れしてるソウイチローにまかせといて
黒崎はできる料理はさほど多くはないが家庭料理っぽいものを用意する。

よけの名産といえばいろいろある。
森国人の食事内容などはこちら参考



よけきゃべつによけきのことかいろいろあるが
主にはよけ鳥が名産になってる。

体長1m、卵の直径は10~20cmにもなる。
卵黄は鶏よりオレンジがかった色で、濃厚な味わいであり、とてもじゅーしー。
おすすめの一品になるに違いない。

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卵の殻は非常に硬いので器のかわりに使ったりします。


お品書き

●焼き鳥1串など 1~2にゃんにゃん
(塩・たれ・レモン:選べます)


特製つくね
レバー
ねぎま
なんこつ
砂肝
砂ずり

唐あげ
ちゅーりっぷ(骨付き肉のこと)

●黒崎シリーズ 1~2にゃんにゃん  

手作りロールキャベツ
特製お好み焼き
冷やしそば

●よけ鳥の卵 3にゃんにゃん

●よけ鳥の親子丼 3にゃんにゃん
その他、お好みでチーズフォンデュとか皆で楽しめる品も用意

●飲み物、その他 1にゃんにゃん

よけ牛フレッシュ牛乳
よけ茶
よけヨーグルト
よけチーズの取り合わせ
そば饅頭

もちろんごはん大盛りも、通常値段で受け付け!

こんなところである。


「さあ、よってらっしゃいみてらっしゃーい!よけの特産品ありますよー!」

いつかくるよけ藩国の復興めざして今日も張り切って働くのだ。
     
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